シンプルなキューブタイプの新築注文住宅です。南面の開口部は、大型サッシを採用すると同時に深い軒の出で構成して夏の日差しをさえぎるパッシブデザインとなっています。

緑豊かな雑木林が点在する明るく開放的な街並みというロケーションと余裕のある敷地（約91坪）にお客様のデザインイメージを重ね合わせて、シンプルでソリッドな白いキューブの外観デザインとした。
南面の開口部は、H2200×1Kor1.5Kの大型サッシを採用すると同時に、1.5メートルの深い軒の出で構成して夏の日差しをさえぎるパッシブデザインとなっている。
室内空間は、リビング吹抜けを通して1F空間と2F空間がつながる開放的で連続性のある間取り構成。

大型サッシを設えたリビングの吹抜けが２階空間へと拡がりをあたえる。
吹抜けを見下ろせる2階のホールには、木製のスリット手摺を設置。
二階個室と吹き抜けを室内窓で仕切り、上枠が無い造りにすることで天井が伸びやかにつながる。
リビングの照明はスポットライトと間接照明を多用することで、落ち着きのある、上質な空間となる。

明るく広々としたダイニングルームは、まさに贅沢空間。ダイニング東側にはスクエア窓を設える。
スクエア窓にすることで、額縁のように壁を切りとり、緑豊かな風景を室内へいざなう。
キッチンの背面側の収納は、スクリーンパーティションで仕切る。生活感のある部分を来客時に目立たせない工夫。　キッチンカウンターに立ち上がりをつけることにより、さらにすっきりとした印象に。

リビングルームと玄関ホールに繋がるタタミルーム。